10代最後の旅

Container Box #8

10代最後の旅

Germany,Switzerland,Majorca,Spain

Contributed by Sarasa Muramatsu

Trip / aug.22.2018

“TRAVELER'S CONTAINER”は、旅の途中で手に入れたいろいろな物を詰め込んで思い出をパッケージする箱。100人いれば100通りの旅があるように、思い出も中身も様々だ。
この箱は、その人の旅を映し出す鏡。箱を覗けば、再びあの光景が蘇ってくる。
思い出のアイテムを通して、たくさんの人々の旅の足跡を辿っていく。

第8回目は、Sarasa Muramatsu氏。1998年生まれの20歳。
ダンス、音楽、油絵、コラージュが趣味という多彩な彼女。
このBOXには、記念すべき10代最後の旅に訪れた刺激的な国々での思い出が詰まっている。

TRAVELER'S CONTAINER Trip Story.
5/6/2018−5/18/2018
Germany,Switzerland,Majorca,Spain



1: ガウディー建築 カサバトリョの入場チケット
2: マヨルカ大聖堂で買った聖人カード
3: ガウディが住んでいた家の入場チケット
4: バルセロナの市場にあるPinotxo Barでもらった名刺バッジ
5: スイスのサンクト・ガレン修道院でテイクフリーだったポストカード
6: ボーデン湖のほとりの売店で買ったステッカー
7: 今回出演したコンサートの広告。
8: マヨルカ島に行く、航空チケット。
9: ボーデン湖の近くにある、週に一度だけ開くお店の十字架。
10: ヴァッサーブルグの教会で購入したチャーム
11: 6と同じ
12: サグラダファミリアのステンドガラスと同じ柄のポストカード
13: ガウディーのお墓の横にあった日本語の冊子。ガウディーについて
14: グエル公園の入場チケット
15: スペインで使わなかった小銭
16: カサバトリョで買った金のメダル
17: ヴァッサーブルグのアイス屋さんのナプキン

<About Trip>

①旅した場所と期間を教えてください。
ドイツ、スイス5/6〜14
マヨルカ島5/14~15
バルセロナ5/16~18

②今回の旅を一言で表すと?
10代最後の旅

③旅に欠かせない物は?
薬!
漢方薬、酔い止め、痛み止めなど

④旅先でお気に入りのスポットは?
ドイツで泊まったホテルのレストラン。
マンマミーア!の世界に来たかと思った。

⑤どんな人々との出会いがありましたか?
アイルランドから旅行でドイツに来ていた女性。
ホテルの待合スペースで歌の練習をしていたら
「聞いてもいい?」と声をかけてくれ、コンサートも見に来てくれた。

⑥このBOXにタイトル又はテーマをつけるなら?
宗教と日常
十字架やイエスの像を飾ったり、マリヤ様や聖人の刻まれたカードなどを身につけることは
カトリック教徒ならではな習慣なので、新鮮だった。

⑦旅するとき必ず毎回持ち帰ろうと決めているものは?
ミュージアムや電車、飛行機などのチケット。
帰ってから、旅先で買ったノートなどに貼るため。

⑧旅のだいごみはなんでしょうか?
“いま”だけを見て生きることができるところ。
夢の世界のようだけど、一生続くような気もする。

⑨目的地を選んだ理由を教えてください。
ドイツで開催されたフラダンスのコンサートに
ミュージシャン&ダンサーとして呼んでいただいた。
サグラダファミリアに行くのが10年来の夢だったので、スペインへのバカンスも決行。

⑩旅先で印象に残っているアイテムのエピソードを教えてください。
ドイツのフラダンサーの娘さんが、コンサート後の打ち上げで
水に濡らすと花が開く小さい折り紙のようなものをくれた。
中にはメッセージが書いてあって、とっても嬉しかった。

⑪感動したことや衝撃を受けたことなどがあれば教えてください。
ドイツで泊まったホテルが、いつか夢で見た場所だったこと。
ホテルに入り、突然記憶がフラッシュバックして本当に驚いた。
昔のお城をホテルとして使っている場所なので何かパワーがあったのかな…

⑫今回の旅はあなたにとってどのようなものになりましたか?
未熟な私を、コンサートに出演させてくれた方々に感謝しています。
私もいつかは、周りを巻き込んで夢を叶えていきたい。
死ぬまでにサグラダファミリアを見たい!と熱望していたので
強く思うとタイミングが来ることに驚きの旅でもあった。
アンテナビンビンにして、もっともっと実現させていきたい。

<Somewhere>


マンマミーア!のようなレストラン


白鳥がフレンドリー


可愛い悪魔 バルセロナにて


ガウディー建築はタイルが可愛い


グエル公園のベンチのモザイクタイル


12のポストカードのガラス窓


閉園ギリギリで行ったカサミラ もう一度行きたい すごく感動した

マヨルカ大聖堂
外で働かされている馬がかわいそうになり号泣しながら入ったため、写真がほぼ手ブレしている。
泣きながら入り、直後に背中と腰が鈍痛に襲われ立てなくなった。おそらく軽いぎっくり腰。3ヶ月経った今も完治していない。


Sarasa Muramatsu
1998年生まれ  ダンス、音楽、油絵、コラージュを楽しみながら、人生を謳歌中。

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